FemScan のスマートフォン購入注文画面と、検査キット同梱のパッケージ箱を並べたカット。

FemScan

2025 -

Healthcare New Business PoC Brand Design App Design Design Engineering Operations

Engagement事業デザインパートナー / 長期伴走

ScopeConcept × Brand × Product × Service × UX × Operations

DomainHealthcare, FemTech, New Business

PracticeBrand Design, Product Design, Service Design, UX Design, Operations Design

01. Context

ユニ・チャーム社が、経血由来の生体情報を活用した次世代ヘルスケアサービスを新規事業として立ち上げようとしていた。「PoC から市場投入までを一つの事業として走らせる骨格を、どう設計するか」という問いに対し、事業デザインから実装までを伴走した。

ソフィ FemScan のサービス全体像ビジュアル。検査キット、アプリ、ロゴ、検査結果表示を一枚に統合したブランドカット。

02. Concept

最初に取り組んだのは、企画段階で飛び交っていた構想の断片や関係者ごとの解釈を言語化・構造化し、同じ言葉で議論できる土台をつくることだった。そのうえで「ソフィ」が40年以上にわたり生理にともなう体と心の変化に寄り添ってきた資産を、サブブランドとして次世代へ接続することを中核に据えた。検査というテーマを扱いながらも医療サービス感が前面に出すぎない、生活の中に自然に置けるライフスタイル寄りの輪郭。「FemScan」というシンプルなサービス名と、それを支えるトーン&マナーは、その思想を最短で立ち上げるための起点となっている。

03. Structure

コンセプトを、ブランド・プロダクト・サービス・運用の各レイヤーに翻訳した。

  • Brand / VI:ロゴ、シンボル、カラー、タイポグラフィ、トーン&マナー、ブランドガイドライン
  • Product / Package:検査キットのパッケージ、同梱物
  • Service:注文〜採取〜送付〜結果通知までの体験設計、ストーリーボード、UX フロー
  • Digital:マイページや結果表示 UI を含むサービスの UI/UX
  • Operations:CS フロー、運用ドキュメント、PoC 参加企業との連携設計
  • Communication:プレス用ビジュアル、発表会素材の一部

事業デザインの素案からビジュアル、実働環境の実装までを一つの頭で行き来することで、上流の思想と現場のディテールが分断されない立ち上げを実現した。

04. Role & Engagement

  • Mode: 事業デザインパートナー / 長期伴走
  • Duration: 2025 -
  • Touchpoints: 概念設計 / 構造設計 / 浸透計画(すべて)

05. Outcome

ブランド・サービス・プロダクト・オペレーションをゼロから揃え、2025年11月の試験運用開始まで漕ぎ着けた(ユニ・チャーム公式)。すでに大企業数社へのパイロット導入が実現し、現在も継続利用が続いている。試験運用で得た知見をもとに、事業およびサービスの拡大とアップデートを継続中。